８月４日日曜日、玄関脇の気温計が３５℃を指す中、「学校づくり」を始めました。参加してくれたのは、我が家を含め、大人４人、子ども４人（１～９歳）。初日の主な作業は、家の中の掃除や外に置いてあった長いベンチのペンキ塗り。
＜ベンチのペンキ塗り＞
ベンチは、今年３月末をもって解散した地域のゲートボール会で使っていたベンチ。それを大家さんがもらってきたらしく、大家さんにペンキ塗り許可をいただき、今回塗らせてもらいました。だいぶ汚れいていたので、掃除してから薄いピンクのペンキを塗りました。
「うちに薄い青のペンキがあるから使う？」と参加してくれた方のお一人から言われたので、遠慮なく使わせていただくことにしました。ベンチの脚を薄い青のペンキで塗ると、なんだかかわいらしい感じに。
最初は大人だけで塗っていたのですが、川で一通り遊びきった後は子どもたちも「私も塗りたーい！」と言い、ペンキ塗りに参加。座わる面はすでにピンクできれいに塗り終わっていたけれども、そこに薄い青を塗り始めるなど、大人の思惑とは全く異なる感じに（笑）自由気ままに色付けしていきました。
＜学校の拠点となる家＞
少し話が横道に逸れますが、学校の拠点となる家を、７月下旬に契約しました。この家は、１０年近く住んでおらず、５年前の大雪で屋根が歪み、雨漏りする場所もある家。最初に大家さんにお願いした時は、雨漏りがしたり、畳もぶよぶよになっていたこともあって、断られました。でも、ここをぜひ使いたいと思い、何度か大家さんと交渉し契約したのです。
家自体も、なぜかずっと気になっていましたし、県道沿いではあるけれども、家は２０ｍくらい奥に入っているので安全が確保しやすいこと。目の前に川もあり、小さな児童公園もあり（かつ公共トイレもある）、山を登ることも平坦な広い場所もある。この場所のままでいろいろなことができる可能性を秘めた場所を学校の拠点にすることができました。（なお、この家自体は、コミュニティスペースとして利用する予定です。その形態の一つとして、学校拠点としても利用する予定です。）
＜家の掃除＞
この日は、ペンキ塗りだけでなく、家の中も片付け。
まずは、１階。古くなった畳を上げ、板張りになっているところを拭き掃除。畳は半数以上が使えないので、一部屋ずつ断熱とフローリングにしていく予定。
２階は元々おカイコさんを飼っていた場所。大家さんたちがすでにだいぶ片付けてくれていはいましたが、それでもまだたくさんのものがありました。それを片付け、広々としたスペースが現れ、隅々まで見渡せるところまで、一気に片付けすることができました。約３０畳分の広間。使えるまでにはまだ時間がかかりますが、この空間でどんなことができるのか、とワクワクします。（写真を撮り忘れたことが、つくづく残念・・・）
＜お昼ごはん＞
うどんを用意していたので、それをみんなで食べます。家から自分のお弁当を持ってきた人もいたので、お互いにお裾分けしながら、大きな柿の木の木陰になっているところで食べました。
＜今日の印象とこれから＞
大人も子どもも、ここに関わりたいと思う人が思い思いにやってきて、少しずつ、一人ひとりが「こうしたい！」と思うことをやれるように、この場所・学校を作っていきたいと思っています。それは家という物理的な場所だけでなく、この場所で行うことも同じ。
やりたいことを持ち寄り、でも、のんびりとゆったりとあそびながら、さまざまなことを作りあげ、その中からこれから社会の中で生き、自分を生きていくための知識も知恵も、体験を通じて学び取っていく。そんな場所・学校にできたらいい、と思っています。そして、学校づくり初日は、まさにそんな時間になった、と感じています。
今回は、セミクローズドのような感じで、身近な方に声をかけさせてもらいました。次回は、８月１０日（土）～１３日（火）の期間中に行う予定です。台所周りの片付けが中心となる予定ですが、目の前にある川遊びをしにきたり、ドライブがてら立ち寄るなど、ぜひぜひ皆さま、いらしてください。この期間中に実際に行う日が決まったら、またこちらでもご案内しますね。
＜今後の予定：川遊びはいつでもやれます＞
８月１０～１３日 全ての日程をやるかは未定（別途告知します）
８月２３日（金） １階床の断熱とフローリング張り
→ この日はかなりがっつりやります。
