8月10日、11日の二日間、『学校づくり 2日目』として、グラウンドづくりと川遊びが行われました。10日は私一人でグラウンドづくり。11日は、夜明けと共に静岡から来てくださった友人と共にグラウンドづくり、つまり、草刈りを行いました。また、この日は、近くの集落に住む母娘たちが来て、2歳一人、4歳二人がグラウンドと学校の間にある川でたっぷりと遊びました。(参加者 11日大人4名、子ども3名)
<グラウンドについて>
グラウンドは、学校の拠点となるところから徒歩1分ほど歩いた川向うの空き地。かつて、このあたりは養蚕業が盛んで、グラウンドとして使わせてもらう場所も、つい最近まで蚕の餌となる桑の木がたくさん植わっていたところ。今年のはじめまで、まだ多少植わっていたのですが、管理ができないとのことで全て根から抜かれました。その場所を、家と共に貸していただけることになったのです。小学生がゴムボールで野球しても大丈夫なくらいな広さがあります。
<どのようなグラウンドをつくるのか>
グラウンドは、整地して平らにして固めることはしません。草刈りをして、でこぼこした場所のままにします。そして、全て雑草を刈るのではなく、カヤを残しました。残したカヤは、畑の大事な堆肥となります。
このようなグラウンドだと、スポーツとしてのサッカーや野球をやるには不都合かもしれませんが、でこぼこの土の上を走り回ることで足腰やバランス感覚、そして、危険察知能力が高まることを期待しています。
<グラウンドづくりと川遊び>
子どもたちはお母さんたち(二人)と共に、早速川へ。水着持参ですっかりと本気遊びモード。この地区では唯一といっていいほどの平坦な場所なので、川の流れもゆるやか。水量も多くないので、4歳児でも安全に川の中まで入って行けます。
一方、男の大人二人は、刈り払い機でどんどんと草刈り。かなりの広さがあるので、2/3くらいまでできれば十分、と思っていましたが、12時前、川遊びから上がった子どもたち3人が見守る中、刈り終えました(右の写真に刈る前と刈っている途中の写真があります)。
刈り終えた後、作業を終えて熱くなっている身体のまま、子どもたちと一緒に川へ!30分ほど大人子ども交じって川遊びをしてからランチへ。
<川辺の木陰でランチ>
ランチは、近所にある唯一の洋食店「散歩道」のピザ(近所の方からいただきました)。そして、エビの風味に溢れたカレーとナンを用意。大人子ども7人で、たっぷりいただきました。参加いただいた方から、「学校づくり ボランティアへの賄いランチや焼菓子が超絶美味!皆さんその味を確かめにいくだけでも価値がありますよ!」との言葉をいただきました。 「自分を生きる」が軸のAuthentic Life Scoleですが、本当の目玉は絶品ランチかもしれません(笑)
<昼食後>
思ったよりも早くグラウンドの草刈りが終わったので、午後は、やはりグラウンドの場所から徒歩1分ほどのところにある小さな児童公園と、川遊びをしやすいように、川に入っていくための道づくり(草刈り)。川の道づくり(草刈り)は、翌日、近所に帰省で戻ってきていた3家族の子どもたちが早速、その場所で遊んでいました。
お盆前に、一通り、子どもたちが遊べる場所、グラウンドと公園と河原の整備ができました。地道な作業ですが、できる限り自然の状態を残しつつ、子どもたちが何気なく自然の中で遊び、学び、そして身体づくりもできる環境づくりは、とても楽しく有意義な時間でした。その姿を子どもたちはどんな気持ちで観ていたのだろう。