レポートがすっかり遅くなりました。9月27日に行われた「学校づくり 5日目」の様子をお伝えします。
金曜日という平日開催にも関わらず、数名参加表明してくださっていましたが、参加者ご自身やお子さんの体調不良が相次ぎ、さらに主催者の私までもが日中の1時間しか参加できない、参加予定者もさまざまな事情により大幅到着が遅れる、というハプニングが連続発生する事態に。
それでも、静岡や横浜からプロ、セミプロがやってきて床張り作業を行い、ついに最初の一間、床張りまで完了しました!
(参加者6名 大人5名、子ども1名)
<集まったのは・・・>
結局、参加できる方々が集まったのは11時半近く。初めて来てくださった方もいたので、先に家や周辺の様子などを確認し、昼食を食べるところから。
昼食は、季節の野菜たっぷりのけんちん汁、ねこのて(めし粟)入りの塩にぎり、ずいき(芋柄)の油炒め、という昔ながらの里山ならではの和食飯。写真撮り忘れましたが…
<床張り>
スタイロフォームという断熱材までは前回張り終えていたので、今回は除湿シートを貼るところから。除湿シートを根太と同じ方向に張り、タッカー(ホチキスの化け物みたいなものです)で止めていく。工務店の経営者、自宅裏の家を自らリノベーションしたDIYの匠というプロ、セミプロの二人にかかると、あっという間に6畳一間が完了。
ここからは今回作業のメイン。杉の床板を根太とクロスする方向に張っていきます。必要な長さに床材を切り、木っ端を使い、すき間なく寄せていき、フロア専用の釘を打ち付けていきます。一見、大雑把な作業にも見えますが、すき間なく打ち付けていくのは思っている以上に繊細で大変な作業。また、どうしても家自体の歪みがあるので、全ての場所が真っすぐではないので、端にすき間ができてしまいます。そのすき間にも床材を縦長に切って埋めていく、という微細な切断作業も行いました。
<はじまりの間>
9月も終わりになると、日が暮れるもの早く、午後5時半には作業続けるのが難しくなります。でも、開始時間が大幅に遅れたにも関わらず、予定していた6畳一間の床張りが完成!あとは、柿渋などで塗装していくだけになりました。塗装のアイデアもたくさん伝授してもらい、次回、床の塗装を行っていきたいと思います。
いずれにしても、冬でも床から冷えずに暖かい、ゆっくりと過ごせる場所・部屋が一つできました。そして、この部屋を(こっそり)「はじまりの間」という名前を付けました。
最初に完成した部屋ということもありますが、開校した時、玄関入り、土間から最初に上がってくる場所がこの部屋になります。学校での一日がはじまる場所でもある「はじまりの間」。この部屋で、これからどんなことが起こってくるのか、とても楽しみです。